MacBook Air (M1,2020)で、Flutter開発環境をつくる(1)
モバイルアプリケーションを開発するため、MacBook Air (M1,2020)を購入し、Fluterに入門することとした。 どちらも未経験であるため、誤解している箇所も含まれるかもしれない。 また、2021年8月末ごろに実施した内容をメモを元に記述しているので、勘違いや記憶違いもあるかもしれない。
- Homebrew (gitをインストールするために必要)
- Git
- Xcode (iPhone向けアプリケーションの作成に必要)
- CocoaPos (なんだろう)
- JDK8 (AndroidSDKが、JDK8でないと動かない)
- Android Emulator Apple Silicon
- Android Studio
(ここからは、 別の記事 にした) - Flutter SDK
- Android Studio で新規プロジェクトを作成
おもに、以下のページを参照して実施した。
[Flutter]M1チップ搭載Macにイチから環境構築する
1. Homebrew
以下のURLを開いてインストールコマンドを確認し、実行する。
今回は、以下の通りだった。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
==> Installation successful!
と表示されていればOK.失敗なら、アンインストール後、再インストールする。
==> Next steps:
の表示の下にあるコマンドを実行する。
% echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/ユーザー名/.zprofile
% eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
% brew help
Example usage:
brew search TEXT|/REGEX/
brew info [FORMULA|CASK...]
……
2. Git
以下のコマンドを実行する。
% brew install git
3. Xcode
以下のページから、Xcodeをダウンロードする。
終了後、以下のコマンドを実行する。
% sudo xcode-select --switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
% sudo xcodebuild -runFirstLaunch
上は、複数のバージョンのXcodeがインストールされている場合に、どれを利用するかを指定するもの。
下は、Xcodeに追加のコンポーネントをインストールするもの。
4. Cocoa Pod
以下のコマンドを実行する。
% arch -x86_64 sudo gem install ffi
% arch -x86_64 sudo gem install cocoapod
ちなみに、iOS用のビルド時にcocoapods関連のエラーが発生する場合、 該当のプロジェクトのiosディレクトリに移動し、installを実行してみるとよいかもしれない。
% pwd
/Users/ユーザー名/StudioProjects/プロジェクト名/ios
% arch -x86_64 pod install
5. JDK
以下のページから、Java SE 8のJDKをダウンロード、インストールする。
Java SE 8欄の「JDK Download」をクリックした遷移先にある「macOS x64」の行の「jdk-8u281-macosx-x64.dmg」をクリックする。
- Oracleのアカウント登録が必要
- 実行時に、Rosetta のインストールも促されるので、これもインストールする
6. Android Emulator
以下のページに、M1チップ用のエミュレータへのリンクがある。
Android Emulator Apple Silicon Preview
該当ページ(以下のURL)の「android-emulator-m1-preview.dmg」をダウンロードする。
(https://github.com/741g/android-emulator-m1-preview/releases/tag/0.1)
- このファイルを開いて、「Android Emulator」をApplicationsフォルダに移動
- 「Android Emulator」を開く
- 「開発元を検証できない」と表示されるので、「システム環境設定」のセキュリティとプライバシーを開き、実行を許可する
追記
既定値ではストレージが8GBとなっているが、デプロイ時にストレージの警告が発生することがある。
- Android Studiogiの右上のアイコンから、ADVマネージャーを起動
- 利用する仮想マシンの右端のActionsからEditを選択
- Show Advanced Settings をクリックし、設定項目一覧を下までスクロール
- Initial Storageを(SD cardも?)、増やす
7. Android Studio
以下のページから、Mac(64-bit, ARM)版をダウンロードする。
- Finderの「移動」で「ダウンロード」を開く(すでに展開済みだった)
- Finderの「移動」で「アプリケーション」を開く
- 「アプリケーション」にドラッグ&ドロップ
- ~/.zshrc に、以下を記入し保存
export PATH="$PATH:/Users/ユーザー名/Library/Android/sdk/platform-tools"
- ターミナルから「adb」が起動できることを確認
Flutterのインストールについては、手間取ったので、 別の記事 とした。